用語集

あいたいとりひき  (相対取引) 生花卸売事業
取引所などの公の流通市場を経由せず、売り手と買い手が相対で交渉し、値段、数量、決済方法などの売買内容を決定する取引方法のことです。
あとかざり (後飾り) 生花祭壇事業
火葬場から戻った遺骨と位牌を自宅でまつる祭壇のことをいい、小机や箱などに白い布をかけて作った小さな祭壇の上に遺影、花、線香、供物、燭台などを置きます。一般的に、四十九日の忌明けまでは遺骨と位牌はここに安置され、灯明をともし、焼香をあげ、故人の冥福を祈ります。この間の弔問客もここにお参りします。
おしばなぶーけ (押し花ブーケ) ブライダル装花事業
挙式で使った生花のブーケを、記念に押し花にして額縁に飾る方法です。プレストブーケともいいます。押し花にすることで生花の色や形を活かしつつ長期保存が可能です。ブーケの立体感をそのまま残した形で額に飾る「3Dフレームブーケ」も近年人気です。
おわかれかい (お別れ会) 生花祭壇事業
密葬の後、2週間から6週間程度経過して行われることが多く、ご家族・ご親戚・親しいご友人・知人の方々が集い、宗教、宗派にかかわりなく、音楽・料理・飾花等の演出でお別れの集いを行います。また、社会のニーズや時代背景が多様となった現在では、葬儀そのものを「お別れ会・しのぶ会」として、従来の仏式葬儀とは違ったスタイルで行うことも珍しくなくなっています。
きゃすけーど (キャスケード) ブライダル装花事業
上から下に流れる、滝の流れのようなラインを描くブーケです。カスケードともいいます。上部に大きな花をあしらうと、ひときわ豪華なブーケとなります。華麗な美しさで花嫁のブーケの定番です。教会式ではこのタイプのブーケを持つのが正統とされています。
きょうか (供花) 生花祭壇事業
葬儀などで故人に供える花のことをいいます。供花は、生花、花環(造花)、樒(しきみ)、などが用いられ、遺族・親戚・知人・関係企業などが供えます。
けん (間) 生花祭壇事業
1間は約1.8m。6尺。祭壇のサイズはこの単位で表します。
けんか (献花) 生花祭壇事業
菊・ユリ・カーネーションなどの花を、神前または霊前に供えることをいいます。献花は仏式の焼香に代わるものとして、キリスト教式、無宗教葬、お別れ会などで行われることが多く、追悼の想いを込めて祭壇に花を捧げます。
げんばさし (現場挿し) 生花祭壇事業
生花祭壇を、葬儀式場にて制作することです。決められた時間の中で祭壇を完成させる必要があるため確かな技術力が必要です。
九州、関西、東北地方では、現場挿しで祭壇を制作することが多いです。
さいだん (祭壇) 生花祭壇事業
神仏・精霊・死霊などに香をたいたり、供え物や祭器・祭具を置いたりするための壇のことをいいます。宗教などによりさまざまな祭壇の形があります。
白木祭壇、生花祭壇、神式祭壇など
しじょうしゅっかまえとりひき (市場出荷前取引) 生花卸売事業
市場に出荷される前の商品に対し、生産者と直接取引を行うことをいいます。
しのぶかい (偲ぶ会) 生花祭壇事業
密葬の後、2週間から6週間程度経過して行われることが多く、ご家族・ご親戚・親しいご友人・知人の方々が集い、宗教、宗派にかかわりなく、音楽・料理・飾花等の演出でお別れの集いを行います。また、社会のニーズや時代背景が多様となった現在では、葬儀そのものを「お別れ会・しのぶ会」として、従来の仏式葬儀とは違ったスタイルで行うことも珍しくなくなっています。
しゃく (尺) 生花祭壇事業
1尺は約30cm。1間の6分の1。
しゃそう (社葬) 生花祭壇事業
企業が主催して行う葬儀のことをいいます。
遺族が費用を負担して行う名目的社葬もありますが、社葬の意義としては、故人への追悼と功績をたたえるものとなっています。社内外に感謝の姿勢を表わすものであり、会社を挙げて執り行う行事です。社の創業者、会長、社長や多大な功績があった人であったり、また、社員が会社の業務のために殉職したときなどが執り行う葬儀のことです。
しらきさいだん (白木祭壇) 生花祭壇事業
仏式葬儀において、白木で作られた祭壇です。
せいかさいだん (生花祭壇) 生花祭壇事業
従来の白木の祭壇と違い、生花のみを使用して制作する祭壇のことです。故人の個性の表現やオリジナルのアレンジが可能なため人気があります。
せいぜんそう (生前葬) 生花祭壇事業
本人が元気で生きているうちに、自らが企画した自分の葬儀をおこなうことをいいます。お世話になった人や友人を招いてお別れと御礼と感謝を述べるために行なう人が多いです。また、本来出席できないはずの自分が主催者となって葬儀、告別式に参加することができるため、思い通りのやり方で行うことができます。そのため多くは、無宗教であったり、音楽やスライドなどを多用した明るいものであったりする傾向があります。生前葬を行ったとしても、一般的には亡くなられた時には、遺族や関係者だけで改めて必要最低限の葬儀だけを行う場合が多いようです。
せしゅ (施主) 生花祭壇事業
葬儀の運営や費用の支払いについての責任者のことをいいます。
一般的には喪主が施主も務めますが、社葬など、主催する企業の代表が施主となり、遺族の代表者が喪主となる場合や、未成年や高齢者が喪主を務め別に施主をたてる場合などもあります。
そうか (装花) ブライダル装花事業
ブライダルの装花とは結婚式場、結婚披露宴などで飾られる花の総称のことをいいます。新郎新婦の座るメインテーブルや招待客のテーブルに飾る卓上装花やウエディングケーキを飾る花などを示します。披露宴をより華やかにしてくれる結婚式に欠かせない演出のひとつとなっています。
そうけ (葬家) 生花祭壇事業
死者を出した家族のことをいいます。古くは儒教で「喪(そう)のある家」を意味しています。関東では「葬家:そうけ」、西日本では「喪家:もけ」というのが一般的なようです。
たかさご (高砂) ブライダル装花事業
披露宴での新郎新婦が座る席のことをいいます。メインテーブルともいいます。ゲスト席より一段高いところに設置され、後ろには松やオシドリ、鶴亀など縁起のよいものが描かれた金屏風が飾られます。最近ではあえて高砂を作ることをせずにゲストと同じ目線で結婚披露宴をしたいと希望するカップルも増えています。もともと兵庫県高砂市にある相生の松(同じ根を持つ2本の松)に、夫婦が一生添いとげるという意味を持たせたことに由来します。
たくじょうそうか (卓上装花) ブライダル装花事業
招待客の各テーブルに置かれるきれいに装飾された花のことを指します。季節や花の種類によっても金額が異なります。キャンドルなどを盛り込み、式の再入場の際に各テーブルに挨拶へ回るキャンドルサービスの演出にも利用されることが多いです。披露宴が終わった後に、招待客に1輪ずつ持ち帰ってもらえるよう、はじめから分けられるようにアレンジされたタイプが人気です。
ちょくそう (直葬) 生花祭壇事業
葬式をしない葬儀の形態のことで、いわゆる葬式をしないで直接火葬に処するものをいいます。火葬炉の前で僧侶等により簡単に読経をあげてもらう等の宗教儀礼をあげてもらうこともあります。2000年以降に都市部で急激に増加した形態で、東京では30%、全国平均でも5%程度あると推定されます。
つくりこみ (作り込み) 生花祭壇事業
生花祭壇を、事前に社内で制作し葬儀式場へ持ち込むことです。一旦作り上げた祭壇をブロックごとに分解し、現場で元通りに組み合わせ、設置します。
関東地方では対応のスピーディーさが要求されるため、作りこみをする場合が多いです。
ともびき (友引) 生花祭壇事業
六曜の一種。「凶事に友を引く」の意味。友引に葬式・法事を行うと友が冥土に引き寄せられる、との迷信があるため、友引の日は避けて葬儀が行われる場合が多いです。ただ、かつては「勝負なき日と知るべし」といわれ、勝負事で何事も引分けになる日、つまり「共引」とされており、現在のような意味はなかったようです。
なかおろしぎょうしゃ (仲卸業者) 生花卸売事業
生仲卸業者は市場開設者(市長)の許可をうけて、市場内のセリ売買に参加し、花きの値段を決めて、卸売業者から買受けます。それから、買受けた花きを市場内の店舗で、地元や地方の生花店(小売)に小口に分けたり加工したりして一定の単位に分けて販売します。花き市場の取引単位は大きいため、多くの生花店は、花き仲卸業者を通じて花を仕入れています。
はうすうえでぃんぐ (ハウスウェディング) ブライダル装花事業
洋館風の邸宅などの一軒家の会場を借り切って行う結婚式のことです。ゲストハウスウエディングとも言います。貸切のため、他の結婚式とすれ違う事がなく、オリジナリティに溢れた演出もできるほか、自宅に招待するようなアットホームで落ち着いた雰囲気の挙式・結婚披露宴が行えることから最近人気急上昇中のウエディングスタイルです。
はなわ (花輪、花環) 生花祭壇事業
造花や生花を輪の形に作ったもので、慶弔時に供えられます。
ばいさんけん (買参権) 生花卸売事業
生産者が市場に出した商品を、卸売人を通じて購入する権利のことです。一定の資格(法令資格、実績、保証金など)を有することにより、市場開設者から買参権を取得することができます。
ふらわーがーる (フラワーガール) ブライダル装花事業
入場の際に、バージンロードに花びらをまきながら花嫁を先導する少女のことです。花びらの香りには清めの効果があり、幸せをねたむ悪魔を遠ざけるとも言われています。花嫁のドレスのトレーンを持つ少女のことも指します。フラワーガールには、親戚の子供の中から4才から10才ぐらいの女の子を一人もしくは複数選び、可愛いらしいドレスを着せて挙式の演出の一環として参加してもらうことが多いようです。ちなみに結婚指輪を運ぶ少年は「リングボーイ」と呼んでいます。
ふらわーしゃわー (フラワーシャワー) ブライダル装花事業
挙式を終えた新郎新婦が退出する際、バージンロードを歩く二人に向かって招待客が花びらをまいて祝福する演出です。 花の香りでまわりを清め、新郎新婦の幸せをねたむ悪魔から守る、という意味が込められています。同じようなもので、お米をまくライスシャワー、シャボン玉を使ったバブルシャワー、ハートなどの形に切った紙吹雪を使うペーパーシャワーなどもあります。
ぶーけ (ブーケ) ブライダル装花事業
結婚式でドレスを着た新婦が持つ花束のことです。その昔、ヨーロッパで、男性が愛する女性にプロポーズする際に、永遠の愛の証として野の花を摘んで花束を作って渡したことがブーケの由来といわれています。花束を贈られた女性は、その想いを受け入れ、結婚を受諾する返事として、花束から一輪の花を抜き、男性の胸に挿したのがブートニアといわれています。
ブーケには、アームブーケ、オーバルブーケ、キャスケードブーケ、クラッチブーケ、クレッセントブーケ、ティアドロップブーケ、ボールブーケ、ラウンドブーケ、リングブーケなどバリエーションも豊富です。新婦の身長・体型やウエディングドレスのシルエット、デザインとのバランス、会場の規模や雰囲気などに合わせて色々なウェディングブーケが作られています。
ぶーけとす (ブーケトス) ブライダル装花事業
挙式を終えた花嫁が、未婚女性の招待客に向かって後ろ向きで背中越しにブーケを投げる演出ことをいいます。ブーケをうまく受け取ることができた女性は、次の花嫁になれる、または幸せになれるという言い伝えがあります。 最近では空中でバラけないようにブーケトス用に小さいブーケを用意する人も多いようです。また、花婿が花嫁のガーターベルトを取って、未婚の男性招待客にめがけて後ろ向きで投げるというガータートスという演出もあります。これは、ガーターを取った招待客の男性は次の花婿になれるとされるもので、ブーケトスの男性版のイベントです。
ぶーとにあ (ブートニア) ブライダル装花事業
新郎の左胸に飾る花(コサージュ)のことです。通常、新婦が持つブーケと同じ花材でコーディネートするのが一般的です。その昔、ヨーロッパで男性が野の花を摘んで花束を作り、結婚の申し込みとともに女性に差し出したのがブーケの由来です。そして結婚を受け入れる女性は、その花束から一輪抜いて、男性の胸に挿したのがブートニアの由来と言われています。ブートニアとはフランス語で「ボタンホール(襟穴)」のことを指します。従って、本来、ブートニアは上着の左胸のボタンホールに差しますが、コサージュとして左衿に留めるようになっていることが多いです。
ほうめいばん (芳名板) 生花祭壇事業
供花を供えた人の名前を、花に名札をつけて示していくのではなく、名前だけを別に一覧にして示す形式のことをいいます。
ほんそう (本葬) 生花祭壇事業
密葬に対して、本葬という考え方があります。著名人や社葬のような大きな葬儀は準備が大掛かりなため遺族・親族のみで密葬を行ったのち、後日、本葬を行うことがあります。
まえつくえ (前机) 生花祭壇事業
三具足(香炉・燭台・花立て)や五具足(香炉・燭台一対・花立て一対)を置く机のことをいい、仏堂の須弥壇(しゅみだん)の前に置かれるものです。
まくらかざり (枕飾り) 生花祭壇事業
枕飾りとは、故人の死後、ご遺体を安置した後に、遺体の側を荘厳(しょうごん=飾る)するためのものです。小机に白い布をかけて、香炉を中央に置き、向かって右に燭台、左側に花立ての三具足を供えます。
まくらばな (枕花) 生花祭壇事業
枕花とは、遺族の方からいち早く知らせを受けた、故人と特に親しかった人が追悼の念を伝えるため故人の枕元に届ける生花のことです。枕花は、お葬式のときに祭壇に飾られるか、出棺のときに別れ花として棺に一緒に入れてご遺体を飾るか、そのまま自宅に置かれて後飾りとして祭壇に飾られるなどの使い方があります。
みっそう (密葬) 生花祭壇事業
親族や故人の親しかった近親者のみで、行う葬儀のことをいいます。のちに、本葬や偲ぶ会を行うこともあります。
もけ (喪家) 生花祭壇事業
死者を出した家族のことをいいます。古くは儒教で「喪(そう)のある家」を意味しています。関東では「葬家:そうけ」、西日本では「喪家:もけ」というのが一般的なようです。
もしゅ (喪主) 生花祭壇事業
葬儀において遺族を代表して祭祀を主宰する人のことをいい、喪主は遺言により、祭祀主宰者の指定が可能となります。
もちこみりょう (持ち込み料) ブライダル装花事業
式場や宴会場で用意されているオプションサービスを利用せずに、自分で用意したものを持ち込むときに掛かる料金のことをいいます。別に保管料ともいいます。この持ち込み料は、実際には持ち込まれたアイテムの保管のための料金というよりも、自身の会場の売り上げを維持するための手段として用いられているともいえます。会場によって持ち込み禁止、持ち込み自由の場合があるので事前に確認が必要です。
れすとらんうぇでぃんぐ (レストランウェディング) ブライダル装花事業
普段はレストランとして営業しているお店を貸し切って結婚式をすることをいいます。近年は洒落なたたずまいのレストランが増え、結婚式用にチャペルやガーデンなどを設けている場所もあります。お店を貸し切ることが出来ますので、アットホームで自由な雰囲気が魅力的となっています。少人数の挙式などには最適です。